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性能と品質

軸組材

SKホームでは集成柱、集成梁(共にJAS規格)またはKD材を標準仕様にしております。

グリーン材(乾燥処理を施してない未乾燥製材)を使用した場合、工事施工後、割れや反り、縮みが起こり接合金物が緩む事が想定されます。内装面にも割れや隙間ができる場合があります。また、最近の住宅では高気密高断熱化が進んでいますので、含水率の高いグリーン材を使用すると内部で蒸発した水分が放出できずカビの発生につながる場合もあります。

*以前テレビで無垢材の桧(ヒノキ)で注文をした家が桧の単板を貼った集成材で作られ訴訟になっているといった番組を観ました。確かに無垢材で注文を請けて集成材で施工した会社は弁明の余地もないです。
しかし番組を観る限り、無垢材=善で集成材=悪のように感じました。無垢の桧を使用して家を建てる場合、基本的にその材はKD材になります。

一般的には
KD材(桧・ヒバ等)≧集成材≧KD材(杉等)>グリーン材

軸組プレカット工法

 
加工精度が高いCAD/CAMによるデータ入力・出力のため、木材の加工精度がきわめて高く、構造躯体の強固な家を建てることができます。
個々の職人の技術の差に由来する加工の出来不出来という不確定な要素に左右されることがありません。
 
工期が短い
これまで施工現場で行われていた加工をあらかじめ工場で済ませてしまいますので、その分、現場工期が短縮されます。
仮住まいの費用や不便さも圧縮され、現場での加工に要する人件費節減という費用対効果も見込めます。


現場の廃材を少なくする
プレカット工法は、施工現場での加工による廃材の排出を抑えるという効果もあります。
現場清掃の手間を省くことができ、建築中も建物周辺を清潔に保つことができます。廃材抑制によって環境負荷も軽減できます。

通気工法

木造住宅の外壁内部は、室内からの湿気が入り込んだりすると内部結露を引き起こす可能性が高くなります。軸組工法の場合、寒冷地を中心として壁内の湿気による結露やカビが発生する事例が数多く報告されてます。この内部結露は、結露によって壁内の木材が腐食して建物の耐久性を低下させます。また室内側の石膏ボードの裏面にカビが発生し、室内の環境そのものも不衛生な状態となります。
この状態を改善するために壁体内の湿気を外部に放出する手段として外壁通気工法を採用する必要があります。
この工法のメリットは、内部結露を少なくすることが出来る事です。その結果、建物の耐久性が飛躍的に向上します。

瑕疵保険制度では外壁をサイディング張りとする場合、外壁通気工法で施工することが保証条件ともなっています。

剛床工法

パネル工法

パネル工法の構造体は耐衝撃性にも優れています。壁倍率の高さや不燃焼性も向上していて湿気にも強いので、とてもバランスに優れた構造で建てられています。

パネル工法で建てられている家は、地震や台風、そして劣化にも強いといった特徴を併せ持っています。
構造用のパネルは色々な機能がありますが、それぞれハウスメーカーや建築会社などによって実験を繰り返し、いろいろと優れた機能を持っていることを表しています。

また、湿気にも強いということは、日本のじめじめとした気候にも強く、人体にあまりよくない影響を与えると言われている有害物質の排出規制(F☆☆
☆☆)にも対応しています。
 
大仙市 O様邸新築工事
大仙市 S様邸新築工事
施工事例:宮城県富谷町I様邸(42坪)
工事期間:基礎工事〜完成引渡しまで約40日
自社工法:耐震ボード張り/ウレタン吹付け断熱
※オール電化住宅に比べて工事単価は坪5万円程上がります。

断熱材の種類

○繊維系断熱材
○発泡プラスチック系断熱材
北海道・東北地方の様な寒冷地から、必要性が認知され始めた断熱材…
「寒くない家」に対する認識が深まり、断熱材にさらなる厚みを持たせる必要性が発生しています。
 
近年ではエコロジー・エコノミーの観点も加わり、「断熱材」に対する関心が高まっています。
この断熱材には、どのような種類があるのでしょうか?
 
大別すると「繊維系」と「発泡プラスチック系」の2種類に分かれる断熱材…
どちらも空気の層を作ることで、外気温の影響を室内に伝えないことが目的となります。

グラスウール(繊維系断熱材)

極細のガラス繊維で出来ています。
断熱材の中では安価な部類とされている上に防音効果もあります。
素材がガラス繊維のため、シロアリなどの虫害も受けず火災にも強いのがメリットです。

セルローズファイバー(繊維系断熱材)

セルローズファイバーは、木質の繊維を利用して作られています。
綿や新聞紙・段ボールが原料でホウ酸や硫酸アンモニウムを配合することで、難燃性や防虫効果をもたせてあります。
コストとしては比較的高価な部類に入りますが、エコロジーの観点から注目されています。

硬質ウレタンフォーム(発泡プラスチック系)

建築現場で特殊な機械を使用し、外壁と内壁の間にムラなく施工する技術が発達してきたため、特殊な形状の建物でも使用し易い製品が増えてきました。
プラスチック内部に熱を伝えにくいガスを泡状に抱き込ませることで、外気温の影響を室内にあたえない特徴があります。
比較的高価な部類ですが、透湿の抵抗力や耐久性に優れているので長期的に見た場合に安心な断熱材と言われています。
床下断熱(吹付け施工後)
壁断熱(吹付け施工後)
天井断熱(吹付け施工後)

屋根断熱通気層材

屋根断熱通気層用スペーサー 通気くん

屋根断熱における通気層工事工数を大幅に削減!
 
木造住宅の屋根断熱における通気層工事を簡易化し、作業時間の短縮を可能としました。
 
屋根断熱における通気層工事の煩雑さを解消!
 
室内側から「通気くん」を屋根垂木間にはめ込んでいくだけで通気層工事が完了するので、簡単でしかも大幅な作業時間の短縮を可能とした商品です。

商品特長

・垂木間にはめ込むだけなので簡単に通気層が確保できます。
・通気層工事に要する時間が大幅に短縮できます。
・両脇の折り返し部分にバネ性を持たせているので垂木間隔が多少ずれても調整が可能です。
・ダンボール素材を使用しているので、透湿性があり湿気が通気層に排出されるのを妨げません。
・天井断熱におけるせき板としてもご使用が可能です。

内装下地材

シックハウス症候群対策製品

シックハウス症候群とは?

こんなにあるホルムアルデヒド発生源

気温の上昇でホルムアルデヒド濃度は上昇

シックハウス対策製品の代表選手

用  途

タイガーボードと同様に建物の壁や天井の材料として使用します。
 
特に住宅や学校などのシックハウス対策が必要な場所に多数採用されています。
 

特  徴

○新築住宅や家具などから発生するホルムアルデヒドを短時間で吸収分解します。
○ホルムアルデヒドを化学的に吸収分解するので再放出しません。
○タバコの煙に含まれるアセトアルデヒドの低減効果もあります。

外壁材

外壁の用途

宮城県富谷町I様邸
外壁材は、紫外線や風雨・雪・延焼などから住まいを守ると同時に住まいの寿命にも関わる重要な建材です。
選ぶ際には、耐候性や耐久性・耐水性・断熱性・耐火性・メンテナンス性などの性能のチェックが大切です。
 
雪国においては、雪害や凍害などの被害が多く見られますので、特に配慮が必要と思います。
また、色やデザイン・テクスチャーによって住まいの印象を左右し、周辺の街並みにも影響を与えるのでデザイン性にも配慮が必要です。
もちろんコストや敷地の環境、施工性も意識しておきたいポイントでしょう。

一口に外壁材といっても多種多様。どんな種類や特徴があるのか基礎知識を確認しておきましょう。

外壁の種類

一般的な戸建住宅に用いられる外壁材は、大きく分けて以下のようなものがあります。

○サイディング(窯業系・金属系・木質系)
○モルタル・塗り壁
○ALC
○タイル
○レンガ・ブロック
○セラミック外壁

金属系サイディング

窯業系外壁の凍害状況
成形したスチールの板などを表面材とし断熱材を裏打ちしたもの。素材にはガルバリウム鋼板が使われている物が多い。

当社では、金属系サイディングを標準仕様にしています。その理由として以下があげられます。

1.軽くて長持ち(塗膜10年保証など) 

地震の多い国にあって家を軽く作るのは基本です。いくら土台や軸組みを強固にしても、それに着せる外装材が重くては家にかかる負担は大きくなります。また、ガルバリウム鋼板を素材に使うことで錆にも強い商品が増えています。

2.メンテナンス費が窯業系などに比べて安い
3.凍害・雪害に強い

新しく外壁材を張っても、色あせが目立つようになってから塗り替えだけをしていれば良い訳ではありません。
一番見落としがちなのがジョイント部のコーキングです。窯業系やALCなどはほとんどの場合、ジョイント部にコーキングを施しますが5年前後経過すると割れが発生してきます。
見た目にはあまり変化がないのですが、これを見逃しておくと内部にどんどん水が入っていき素材や軸組み材の腐食につながっていきます。
また、外壁材に水が含まれた状態で冬期間放置しておくと凍害がおこる可能性があります。時々見かける土台上部や1階屋根の上などで外装材が変色しているのは凍害の場合がほとんどです。

窯業系サイディング

大仙市S様邸

セメントと木質系成分を混合して製造される人工の外壁材です。

 

セメント系の素材強度と木質系の特性である断熱性を最大限生かした上で表層部のガラス質のコーティングで耐久性も確保した人造外壁材。

 

施工性がよく金属系サイディングに比べて重厚感があります。
塗り替えをすると、その良さが失われてしまうので、商品を選ぶ際には長期保証付きなどを選ぶと良いでしょう。

 

ただし、ジョイント部など施工上の問題で腐食などした場合は保証が効きませんのでメンテナンスに注意が必要です。

その他の外壁

ジョリパッド
○ALC(軽量気泡コンクリート)
 
パネル内部に無数の気泡を有することから断熱性に優れ、熱伝導率はコンクリートの約1/10。
また、他の外壁材に比べ非常に厚く耐火性能(1時間)に優れている。
窯業系外壁材と同様にジョイント部のコーキング処理が必要で、防水性能を得るための塗装を施す必要があります。
ジョイント部などから浸水した場合、毛細管現象を引き起こしやすくメンテナンスを含め注意が必要です。
 
○モルタル・塗り壁

長所として、塗り壁は人の手によって仕上げられるため、その肌合いや色合い、独特の素材感などに特徴があります。さらに仕上げ方のテクニックも多彩です。
コテ塗りや刷毛はもちろん、ガーデニングで人気のレンガやタイルなどを組み合わせることも可能なため自由度も高いと言えます。
また、自然素材でECOの観点からいっても地球に優しい素材と言えるでしょう。内装仕上げ材にも使用できます。
短所としては、こまめなメンテナンスが必要と言う事です。他の外壁に比べて汚れが付きやすいので、設計段階で水切りを十分に検討して、施工後はこまめにメンテナンスして下さい。
また、木造軸組みであれば、木材の伸縮などによってクラック(ひび割れ)を引き起こすことも考えられますので、十分な注意が必要です。
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