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社長ブログ

今日から仕事

2023-08-17
道の駅おおゆ えんがわショップ
南からの外観
こんばんは。

お盆休みが終わり今日から仕事再開の佐々木です。

普段あまり休みが取れないのでお盆ばかりはと思いつつも、結局6日間のうち2日は仕事、1日は事務所や展示場の片付けや掃除でなんだか休んだ気がしない。

そして、子供が帰ってこないお盆は久しぶりの事でしたが、例年と勝手が違うのでなんの計画も立てれないまま過ごしてしまいました。

ここ数年は次女が夏休みで帰省してきて、あそこに行きたいここに連れてけと親を振り回して過ごすのが普通の感覚になってましたが、今年は17日からの短期留学の準備もありそのまま千葉にいることに。

高校生の息子は親と歩かなくなって久しく、自分たちが出かけるってなると祖母のところへ食事のためにパラサイト。

そんな状態で旅行の計画も立てることが出来なかったので、今年は嫁の実家に行ったついでに少し足を延ばし、奥入瀬渓流~十和田湖~道の駅おおゆ~道の駅ふたついのルートをドライブすることに。

目的は奥入瀬渓流で癒されてから、隈研吾と西方先生の設計した道の駅を眺めてくる事。

西方先生が設計した道の駅ふたついは昨年4月に弘前研修の途中に立ち寄った事があるのですが、道の駅おおゆは初訪問。

言わずと知れた東京オリンピックの主会場「国立競技場」を設計した隈研吾が設計した道の駅。

写真で少し見て知った程度でしたので、今回は自分の目に焼き付けるために行くことにしました。

十和田湖から車を走らせること30分。
大湯温泉の中、ホテル鹿角の目の前に道の駅おおゆはあります。

広い敷地に大屋根で南面がガラス1面の特徴的な平屋の建物。
屋外には足湯や小さい子供でも遊べる池があり、縁側をイメージして作られたとか。

内装には円筒LVLと言う曲げわっぱの技術を模した単板積層材が多く使われていました。

コンセプトなんかを聞けば素晴らしいと思えるのですが、木組はいたってシンプルなもので取り立てて目を見張るものは見当たらず。

残念なのは温泉地の道の駅なのに日帰り温泉がないことと、せっかくの足湯も夏場は暑くて入れない南側の軒下にあって、冬期間はお休みとなってること…。

いや、冬に入れない足湯って…笑

そう言えば、私の地元にある道の駅なかせんも黒川紀章なるご高名な方が設計士しましたが、まったく冬の事が考えられておらず(考えても雪が降らない地域の設計士には考えが及ばない?)、屋根の大部分に必ず雪がたまる設計になってて冬になるとそこの軒下は通行止め。

地元民なら誰が見ても分かることなのに、当時黒川紀章と言うブランドを求めたがために使い勝手の悪い不人気道の駅に。

最近整備されてきた裏の斉内川河川敷は桜の季節と水浴びの季節は地元の方々の憩いの場にはなってるけど、道の駅とのシナジー効果は全く無し。

道の駅おおゆも、隈研吾がいくら世界的に有名になっても魅力ない施設だと誰も来ないし、地元を知る設計士さんが考えたらもっと素敵な施設になってたのかなと。

ちなみに行ったときは軽食のカフェと屋外で食べるラーメン屋しかなく、お昼時だったけど食事は我慢して道の駅ふたついに移動しました。

そして車を走らせること1時間。
地元能代の西方先生が設計した道の駅ふたついに到着です。

時間は午後1時半を過ぎてたけれど、あちこちに行列。

エントランスのババヘラ、フードコートのアイスや軽食、そしてレストラン。

あまりの盛況ぶりか、レストランはご飯がなくなったからと麺類だけの提供。それでも4組くらい並んでて自分たちもお腹がすいたので我慢して並ぶことに。

地元白神のネギを使用したラーメンや国産そば粉使用のざるそばは美味しかったですし、米代川を眺めるカウンターに座れたので外を見ながらゆっくりと食事が出来ました。

食後は、産直で野菜を買ったり二ツ井のご当地アイスじゃっぷぅを食べたりとなかなかの満喫ぶり。

思えば道の駅なかせんでもおおゆでも、産直だったり軽食だったりと出来ることはそんなに変わらないけど、人の賑わいでこうも感想が変わるものかと。

確かに西方先生の設計した建物は自分から見れば魅力的でずっと眺めてたいけど、嫁を含めた大多数の人は建物には目もくれてないのも事実。
それでも地元の設計士さんが地元を考えて作った道の駅は人を惹きつける何かがあるのかも。


自分たちは住宅しか作れないけど、地域に根差した建物を造っていこうと思ったお盆休み中のドライブでした。


あ、奥入瀬渓流は前日からの雨で濁流、十和田湖は深い深い霧。
そのせいもあってか車はガラガラで、移動時間はナビの予想通りでした笑


今年後半も頑張ります!
道の駅ふたつい 展望デッキ
産直・物販コーナー
じゃっぷぅは溶けたイチゴ氷の味!
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