船場町の家
何十年先も、陽だまりと暮らす住まい
土地探しから、ともに歩みながら始まった家づくり。
当初希望していたエリアからは少し離れていたものの、実際にこの場所を訪れ、その立地に惹かれて土地を選んだ。
雄物川の土手にほど近く、大曲の花火を身近に感じられる場所。
けれど、この住まいの窓から広がるのは、華やかな花火の景色ではなく、静かな土手の風景である。
この土地を選ぶうえで大切にしたのは、今見えている景色だけではなかった。
南側には広い空き地が残り、将来建物が建つ可能性は低い。
仮に建物が建ったとしても、隣地との高低差があるため、冬の日差しが大きく遮られる心配は少ない。
土地も、間取りも、性能も妥協することなく、将来の相続や家じまいまでを見据えながら、ひとつひとつ丁寧に形にしていった。
家づくりは、完成した瞬間がゴールではない。
そこで家族の暮らしが始まり、季節を重ねながら、住まいとともに歳月を刻んでいく。
この土地を選んだ決め手は、雄物川でも、大曲の花火でもない。
何十年先も、変わらない陽だまりの中で暮らせること。
この住まいは、そんな未来を見据えて選んだ場所から始まった。








