時間を重ねて辿りついた、やさしい素材に包まれる住まい
家づくりを考え始めたのは、完成からさかのぼること約3年前。
当初は価格を抑えた住宅会社で検討していたものの、対応への不安もあり、親御さんの紹介をきっかけにSKホームへ相談に訪れた。
計画地は、親御さんから贈られた東西に細長い敷地。
測量や境界の整理など、家を建てる前にも一つひとつ解決しなければならないことがあった。
その後、ご家族の事情から計画は約2年間延期。
その間の物価上昇に加え、断熱・気密・耐震性能を高め、将来の光熱費や暮らしの安心まで考えたことで、当初の計画より費用は大きく変わった。
ご主人はもともと住まいへの強いこだわりはなく、奥様の希望も「暖かく暮らせたら」という素朴なもの。
仕上げ材も既製品を中心に考えていたが、打ち合わせを重ねる中で、1階の無垢床、オガファーザー、和紙壁紙、秋田杉の格子天井へと選択が広がっていった。
大きな理想から始まった家づくりではない。
けれど、時間をかけて暮らしに必要なものを選び取ったことで、性能と自然素材がやさしく調和する住まいとなった。
敷地には、親御さんが大切に育ててきた桜があった。
工事に合わせて移植したその桜とともに、「六日町の家」はこれから家族の新しい時間を刻んでいく。





