こんばんは、代表の佐々木です。
今年の初夏に玄関前に移植した金木犀ですが、無事根を張り花をつけ今は家の前をいい匂いで優しく包んでくれています。
本来、金木犀の北限は山形宮城あたりが一般的で秋田や岩手ではなかなか生育しないと聞きます。
しかし、SKホーム御用達の造園屋さんが「イケるんでねっすか!?」って適当な感じで植え付けたのが昨年の夏。
秋に想像の10倍ほどの金木犀の香りに包まれ満足した後、12月にはホームセンターで筵と地縄を買って慣れない冬囲いをして越冬に挑戦しました。
本来鼻づまりで匂いに鈍感な自分も、良い匂い好きの嫁に鍛えられ匂いとは何かを日々教えられて少しづつではありますが匂いに敏感になってきました。
その嫁が昨年の金木犀の匂いをとても気に入り、是が非でも越冬させたいとの思いから特別扱いした冬囲い。
その甲斐あってか、先週中頃から花をつけだし今週から少しづつ匂いを醸し始めています。
石鹸やディフューザーなど世の中には金木犀の匂いがする物が溢れていますが、本物の金木犀の香りが家の周りいっぱいに広がっていい匂いで満たされるのは最高の癒し効果になります。
約1週間程度の短い開花時期ですが、今年も十分堪能したいと思います。
さて週末3連休はいつものように仕事の予定がありましたが、一日みっちりの予定ではなかったので、冬に向けて家周りの仕事を片付けるようにしています。
まず今週末は昨年さぼった煙突掃除です。
一昨年は初年度と言うこともあり、煙突掃除は設置業者さんに依頼しました。
その時に言われたのが、燃焼をAIが管理するストーブなので、薪さえしっかり乾燥してれば煤はまず付かないという事。
昔は実家もストーブでしたが、ホームセンターで10,000円程度で売られている玉子型薪ストーブ。
刺すような熱さと煙の逆流が特徴の1台で、冬には天板で銀杏を焼いて食べたものです。
煙突はほぼ1年で使い捨てで、煙突掃除をするのは煤が詰まって燃焼しなくなる時。
当時は何の疑問も思うことなく煙突掃除を手伝っておりましたが、今考えると煤が詰まらないはずがない設置環境でした。
その当時からすると、4か月も使って煤がつかないなんて考えられないので、今年からは自分で掃除をして確かめてみることにしました。
と言うことでまずは道具から笑ネットで色々と調べてブラシはポリプロピレン製で準備。
立面図を見て長さは1ⅿのロッドを6本購入します。
総額20,000円程度。専門業者に依頼した場合の相場は30,000円前後なので、これで自分でしっかり掃除できれば1回で業者さんに依頼する分の元はとれます。
そしていざ屋根に登って掃除をしていきます。
下屋屋根から本屋根に登る手順ですので、脚立やブラシなどの荷揚げを嫁に手伝ってもらいながら進めていきます。
初めての煙突掃除ですが、1番の懸念事項は角トップ(屋根上の煙突形状)をスムーズに外せるかと言うことでしたが、袋ナット4個での固定だったので問題なく外せました。
そしていざブラシを煙突に入れていきます…。
ん…んん…ん…。
全く煤がついてないのが手に伝わる感触で分かります。
落ちた煤の量は、全部集めてもビー玉1個分にも満たない程度の量かと。
やはり適切な設置計画と乾燥した薪があれば、メンテナンス費用もかからないですしストーブや煙突の寿命も長くなると感じました。
今年は特に電気代の高騰が年中話題になってましたが、これからは益々薪ストーブやペレットストーブの需要が増えると思います。
また、ふるさと納税でご当地の薪やペレットの取り扱いもあるので工夫次第では安く燃料を手に入れることもできます。
秋田の冬は鬱屈とした雰囲気で、気持ちも沈みがちになります。
せめて家の中は暖かくして明るく過ごしたいと思う今日この頃です。