最近、頭の中がぐるぐるしてて、気づけば「やりたいこと」と「考えてること」が山ほどになってきた。
整理がてら、久しぶりにブログを書いてみようと思います。
まず、今まさに思ってるのは、設計と現場監督の人数を増やしたいってこと。
ありがたいことに、現場の予定は1年以上先まで埋まってる状態で、
今の体制だともうギリギリ回してる感じ。
現場の質も上げていきたいし、スタッフが余裕を持って動ける環境にしたい。
高性能住宅って、性能だけじゃなくて、現場の美しさとか、細かい気遣いもセットだと思ってるから。
そこを守りたいし、もっと良くしていきたい。
自社職人もいて、本当に頼りになる存在なんだけど、
将来のことを考えるとやっぱり職人不足の波は気になるところで。
でも、だからといって「不安だからやめとこう」とか「縮小しよう」とか思わない。
ちぢこまっても何も始まらないから、若手の育成にちゃんと力を入れていこうと思ってます。
あとね、夏のボーナスもちゃんと出したい。
普段いろんな無理を聞いてもらってる分、ちゃんと返したいし、モチベーションにもなると思ってる。
とはいえ、昔に比べて働き方はどんどん良くなってて、
残業は減ってるし、月給・社保・有給も当たり前。
もちろんそれはいいことなんだけど、会社の負担は右肩上がりで、なかなかキツいのも事実。
それでも「ここで働いてて良かった」と思ってもらえるように、自分なりに頑張りたい。
ちなみに、事務所は1年前にちょっと増築したばかりなんだけど、
このままスタッフが増えたらまた手狭になるのも時間の問題。
もう「これで当分いけるな」っていう読みが外れることには慣れてきました(笑)
営業面では、初回面談・資金計画までは自分がやってて、その後は設計にバトンタッチする形。
ずっと全部一人で対応してきたけど、最近はさすがに限界を感じることもあって、
いずれは営業担当を採用することも視野に入れてます。
目指してるのは、2年待ちでも「ここで建てたい」と言ってもらえるような行列工務店。
年間棟数も、今の倍くらいの12~15棟を無理なくこなせる体制をつくりたい。
で、ここからちょっと本音を言わせてもらうと…
秋田県のSDGsの取り組み、ちょっとイライラしてます。
なんか「頑張ってます」「新しいこと始めました」みたいな小手先のアピールばっかりで、
肝心の住宅の高性能化について、まったく踏み込んでくれない。
住宅ってCO₂の排出量めちゃくちゃ大きいのに、そこを無視して“SDGs的”って言われても、正直白ける。
その結果、高性能住宅を建てたい秋田県民のお金が県外に流れてる。
それがまた腹立たしい。
秋田の家づくりに本気で取り組んでる地元の工務店が、報われていない感がある。
もっと本質を見てほしいし、応援してくれる県政であってほしいと心から思ってます。
でも、愚痴ばっかり言ってもしょうがない。
自分にできることを、自分のスタンスで、丁寧に続けていく。
そんな気持ちで、これからも現場に立って、言葉を発信して、
家づくりを通して地域にちゃんと向き合っていけたらと思ってます。