毎年恒例の・・・

こんばんは、SKホームの佐々木です。

この時期になると100%必ずと言う訳ではないのですが、何をしてもテンションが落ちる自分がいます。普段は意識してないのですが、嫁に指摘されハッと気づきます。今年も先週くらいから何だか仕事もプライベートも空回りしていて、晩御飯を食べた後にただただ怠さと眠気と戦う日々を送っていました。

周りの多くの人は、気持ちが落ちたり問題が起きると眠れなくなるらしいですが、自分は問題が起きると現実逃避をしたいのか、ただただ眠気が襲ってきます。先日も夜8時にソファーに横になったら、朝の6時まで1度も起きることなく寝ていました・・・。シャワーすることもなく歯磨きや着替えさえもしないままです・・・。

病は気からと言いますが、体に不調がなくても全く活動する気にならないのは困りものです。やはり休む時はしっかりと休み、心身共に健康に過ごしたいと強く思う今日この頃です。

現在、新築工事が一段落してる状態で、現場は性能向上リフォームと耐震化リフォーム、先進的窓リノベ工事を行っています。新築工事と違い、現状の家に合わせて色々と収まりなどを考えていかないとないので、職人が求められるレベルは1段階も2段階も上がり、それに合わせて現場管理などの段取りのレベルも数段上がります。

当然、想定外な事も起こるので、それに対する対応力が重要になります。いい加減な気持ちで工事をしていると、どうしても想定外な事が起きるとどう誤魔化すかという思考に陥りがちに。これは職人だけの問題ではなく、管理側も工期や予算が頭をよぎり、見えなくなる部分について、ついつい「臭い物には蓋」をしてしまいがちになります。

その最たる例が、昨年横手市で起きた横手駅東ビル施行不良問題です。1階から3階に延びる10mの柱を65mmずれた位置に設置し、ミスに気付いた後も是正しないまま、隠ぺい工作をしてしまった事件です。この事件も結局は、工期が差し迫っている状態で冷静な判断ができず、正確な施工を犠牲にして工期を優先してしまったわけです。最終的に、不正工事が発覚した後は完成間近だった建物の一部を解体して柱を立て直した訳ですが、工期が1年ほど延び、是正工事に数億円がかかったと言われています。目に見える損害だけでもそれだけあるのに、会社のイメージはもちろんのこと、若い現場監督などが何名も辞めたと聞いています。

人の命と財産を預かる仕事をしているわけですから、やはり誠実に工事を進めなければいけませんが、会社が大きくなると、色々なところに目が行き届かなくなりがちです。先の事例は氷山の一角で、表には出てないだけでごまんとある話です。自分たちもこのことを日々肝に銘じて仕事に取り組みたいと思います。

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