リノベーションとリフォームの違いは?
リフォームとは、設備設備の入替えや表装の更新など、老朽化した部分を改修し、新築当時の状態に近づける工事の事を指します。具体的な例として、お風呂やトイレ、給湯器などの設備の交換や壁紙の貼り替え、屋根や外壁の塗り替えなどです。
リノベーションとは住宅の基本性能にまで踏み込み、既存の性能を超えていくものを言い、SKホームでは「性能向上リノベーション」と定義します。
基本性能を向上させるには、最初に手ばらしで基礎と柱梁などの構造体までの状態に解体します。ただし、既存の構造部分はもちろん、状態によっては屋根や内装、外構部分など活かせるものは再利用し、建築費用の削減につなげます。
SKホームの性能向上リノベーションで必ず実現させる項目は以下の3点です。
⓵ 地震から住まいを守る耐震改修
修後の耐震性を可視化して、所定の強度を満たすよう耐震設計を行います。
② 全館空調による冷暖房計画
新築と同等の断熱性能と気密性能をお約束し、少ない設備での全館空調を計画いたします。
③ 持続可能な社会を実現する自然素材の提案
内外装材に国産無垢材などの自然素材を使い、愛着を持てる家づくりと持続可能な社会の両立を目指します。
誰もができる訳ではないから、やる価値があり意味がある
ハウスメーカーや工務店からすると、リノベーションは新築に比べ手間も工期もかかるので敬遠されがちで、安易に建て替え(スクラップ&ビルド)を勧める傾向にあります。
しかし、この手法は環境への負荷が大きく、持続可能な社会の実現には必ずしも適していません。一方、リノベーションは既存の建物を活用し、新たな価値を生み出す手法です。
また、技術的にも出来ない会社が圧倒的に多く、柱を一本抜く、柱を残して土台を交換するなどは一朝一夕にできる仕事ではありません。
SKホームでは10年ほど前から性能向上リノベーションに取り組んでいます。ホームインスペクタ(住宅診断士)と呼ばれる専門家が住宅全体の劣化状況や欠陥の有無を目視でチェックし、メンテナンスすべき箇所を提案、さらに、経験豊富な職人が解体後の状況をチェックしながら工事を進めていきます。
これから先、限られた資源を大切に使う社会が来ることを願い、私たちは秋田を代表するリノベーション会社を目指してまいります。
リノベーションQ&A
Q リノベーションでも新築と変わらない性能は出せますか?
A 断熱性能に関しては新築と同じ基準で設計いたします。気密性能に関しては、0.7㎠/㎡(新築0.5㎠/㎡)を合格ラインに設定しております。
Q 耐震性能は心配ないですか?
A スケルトン状態にして施工するので、適切な耐震補強を行い、新築と同等の性能を確保できます。
Q 昔の家は水回りなどが腐っていると聞きます。
A 確かに昔の家はお風呂を中心に腐っているケースが多いです。しかし一旦スケルトン状態にすることで、腐った個所を交換して工事を進めます。リノベーションを行うことで通気層を確保し、木材の腐食を止めることが出来るので、その後は安心して住んでいただく事が出来ます。
Q 築何年の住宅でもリノベできますか?
A 基本的には築何年でも出来ます。ただし、新耐震基準(1981年6月1日以降)と旧耐震基準では設定された耐震性能が違います。一概に申し上げることは出来ませんので、まずはお気軽にご相談ください。
Q 中古住宅を購入してリノベをすることも可能ですか?
A はい、可能です。中古住宅が社会問題になっている今、リノベの意義はとても大きく、SKホームでも積極的にリノベを推奨しております。ただし、リノベーションに向いている建物とそうでない建物がありますので、購入前に一度ご相談ください。弊社スタッフが一緒に物件を内覧し、アドバイスすることも可能です。
Q どれくらいの費用を削減できますか?
A 家の状態や新しい間取りによって違うので、一概に申すことは出来ません。過去の実績からでは、新築に比べおおよそ1~2割の削減が可能な場合が多いです。
Q 住みながらの工事は可能ですか?
A スケルトン状態まで解体しますので、基本的には難しいです。
Q 工事期間はどれくらいかかりますか?
A 手ばらしの解体工事もありますので、通常の新築工事より長く期間をいただいております。着工から引き渡しまで、半年~1年近くかかる場合もございます。
Q リノベーションでローンを組むことは出来ますか?
A 通常のリフォームであれば上限が500万円から1000万円に設定されている場合が多いです。しかしフルリノベーションでは新築と同様の住宅ローンを組むことが出来ます。SKホームでは多数の実績がありますので、お気軽にご相談ください。
Q 着工してから追加の請求がくることはないですか?
A 追加請求を出さなくてもいいように、インスペクションをしっかり行います。隠ぺい部で状況がわからない場合でも、周囲の状況などから大体の予想は出来ますので、全てを見込んでお見積もりいたします。実際に工事が必要なかった個所については、最後に請求から除外いたします。
Q リノベをしたい建物が大きいのですが、部分的なリノベも可能ですか?
A 既存建物が大きい場合、減築をしてリノベをすることも可能です。部分的なリノベも出来なくはないですが、建物が大きいままでは色々とデメリットもあります。長く住む家だからこそ、不必要なところを無くすのも一つの方法かと思います。
Q 増築してリノベも可能ですか?
A もちろん可能です。
Q 補助金はありますか?
A もちろんございます。その年によって使える補助金は変わってきますので、まずはお気軽にご相談ください。新築住宅よりも手厚い補助金が準備されています。